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また、本土の株式相場が、業績より政策に左右されやすいように、株式市場自体が政治の影響を受けやすい。
中国事情に詳しいエコノミストは、「13億人という国民をリードしていくためには、経済の面においても、政治的なスローガンがどうしても必要」と見る。
さらに、経営者のなかには、いまだに「1000万個作れば、一個当たりの利益は一元15円)でじゅうぶん」という量の経済意識から脱却できない人たちもいる。
各地方がおのれの利権にこだわるあまり、同業他社が何百という単位で存在し、過当競争におちいっていることも事実。
そのために、収益があがらず脆弱な企業も少なくないのが実情なのである。
いよいよあとは中国株を買うだけです。
最初の取引となりますので、優良株のまず間違いのない銘柄を買っていこうと思うのはもちろんですが、投資する金額をいくらにするか……。
やはり30万円以上、50万円から100万円くらいあったほうがいいだろうと私は思いました。
値上がりしたときの利益は投資した金額に比例するわけですから、金額が多いに越したことはありません。
しかし、最初は中国株に慣れるためにも、たとえ資金があっても一度に大金をつぎ込むよりは、まず中国株に投資してみる、ということが大事だと考えました。
するといろいろなことが実感としてわかってくるでしょうし、他の銘柄と比べての長所、短所が見えてくるようになるはずです。
……ですが、買えません。
じつは株を買うだけのお金がなかったのです。
それでもなんとかやりくりして、80万円をかき集めました。
このお金でいちばん最初に買った中国株が、上海B株の「上海陸家噴金融貿易区開発(以下、陸家噴)」という銘柄でした。
前にも書いたように、野村讃券のAさんからは中国の企業に関する資料をたくさんいただいていましたが、そのほとんどが一企業について半ページか一ページといったものでした。
しかし、上海B株の不動産関係の銘柄の資料だけは違っていました。
A3サイズの用紙で20枚ほどあるのです。
そこには上海市の地図もあって、開発している場所、今後の予定がきちんと書いてありました。
上海の不動産開発の銘柄は3社あり、上海外高橋保税区開発(以下、外高橋)と上海金橋輸出加工区開発(以下、金橋開発)が各5枚ほど、陸家噴が10枚程度と、陸家階の資料がきわめて多いのが目を引きました。
陸家階は不動産開発の中で金融区を担当していました。
ここがどう成長するかによって、中国のこれからも占えるとのことでした。
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